ファインダーを覗きたい

RICOHから最強のスナップシューターの最新作、「GR IV」が無事発売されました。起動の速さ、描写の良さなど気になるカメラではあるのですが、私は、ファインダーがあるカメラしか買わないと決めているので、今のところ購入予定はありません(あっても抽選あたらなそう=購入できなそうですが)


その他にも、FUJIFILMの「X-M5」やKodakの「PIXPRO」など、ファインダーが無いカメラも人気です。あとから別売りでファインダーが出そうですが、NikonのREDの血が入った「ZR」もファインダーが無いようです。

ファインダーが無いカメラは、主に太陽光下での視認性に問題がある可能性があります。液晶の輝度の上限が高ければ問題無い可能性もあるのですが、ファインダーがあるに越したことはありません。

本記事は、そういうファインダーが無いと困る…という話ではなく、ファインダーがあってほしいという気持ちについてまとめたものになります。

ファインダーを覗きたい

PEN-F + LUMIX G 14/F2.5 II <br>14.0mm ISO200 f/2.5 1/4000s
PEN-F + LUMIX G 14/F2.5 II
14.0mm ISO200 f/2.5 1/4000s

デジタル一眼レフも、ファインダーがついたミラーレスも、本体背面に液晶がついており、それで足りるといえば足ります(上述のように太陽光下で見えない場合を除く)。ファインダーより物理的な大きさも大きいので、液晶の方が便利という方も多いと思います。

ただ、どうも私はファインダーを覗きこみたい、覗き込んだほうが楽しい、覗き込んだほうがなんか良いという感触を持っています。

なんというか、ファインダーってなんとなく隠れているところを覗き込むみたいな、悪いことしてるみたいなワクワク感があったりもしますよね。私の場合はそういう部分もあるはあるものの、しかし、より深く・長い集中を得るためという動機の方が強いと気付きました。

なぜ、ファインダーを覗きたいのか

日常の混濁とした意識をクリアにしたい

枝と空<br>X-T5 + XF35mmF1.4 R <br>35.0mm ISO125 f/1.4 1/8500s
枝と空
X-T5 + XF35mmF1.4 R
35.0mm ISO125 f/1.4 1/8500s

日々、様々な仕事に取り組んで、様々なスキルを少しずつ習得したり、様々な本を読んだり、手帳に向かって自分を管理したり、振り返ったりしています。いろいろな思考が意識・無意識下で渦巻いていて、あれもしないと、これはこうで、それはもう完了で、みたいな一日を過ごしていると、どうも頭の中がすっきりしなくて、ノイズが頭に残り、微妙に持続的にストレスを抱えている自分がいます。

運動もしないといけないということもあり、気分転換にもなるように、自分の機嫌をとりに、ちょっと遠出したり、景色が良いところを見に行ったり、美味しいものを食べに行ったり、旅行の計画を立てたり、新しい遠出スポットを探したり、漫画喫茶に行ったり、ゲームしたり、いろいろと頭の中からいろいろなノイズを排除…というか一時的に忘れる時間を意識的に取っていたりします。

そういう遠出や散歩のとき、カメラを持って行きますが、毎日違うところや遠いところに行くわけにもいきません。そういう訳で、日常の散歩で、意識をクリアに出来ると助かります。そういうことを考えていった結果、日常の散歩時にカメラを持って行くようにしています。

ただ、歩く、景色を見る、ではなく、写真を撮りたいポイント無いかなーと探しながら歩いていると、散歩というよりも被写体探しに集中することになります。そうやって散歩をすると、結構景色には変化があって、楽しくなります。

カメラを持たずに散歩するのも楽しいですが、カメラを持つ・持たないで、意識が散逸するか集中するかの違いがあります。その方が散歩から帰ってきたときのすっきり感が良く、また気付いたら結構な距離を歩いている、みたいなこともあって、健康にも良いなと思っています。

ファインダーがあることで、より深く、より長く集中できる

X-T5 + COSINA 24mm f2.8 MC MACRO <br>24.0mm ISO125 f/undef 1/22000s
X-T5 + COSINA 24mm f2.8 MC MACRO
24.0mm ISO125 f/undef 1/22000s

被写体を探す集中と、ファインダーを覗くときの集中は違い、ファインダーを覗くときはもう一段集中しているように思います。 その二段階の集中状態を行ったり来たりすることになり、集中状態の中でもメリハリが生まれることになります。このメリハリが、より長く、より深く、集中を継続させてくれるように思います。

いわゆる「夢中」になっている時間が、より長く、より深く続くように思うのです。これは、ファインダーという意識の切り替え装置があることで、自然とそうなっているように思えます。

散歩から戻ってきた時のすっきり感というか、満足感というか、時間を切り取られたような集中時間だったかどうかみたいなところが、ファインダーがあるのと無いのとで違うんですよね。ファインダーがあるカメラを持っての散歩での集中時間が、自分には必要で、これが、私がファインダーが欲しいなと思う一番の理由にもなっています。

集中を求めてない人は逆にファインダー無いほうが良い?

一方で、ファインダーがあることで集中しすぎてしまって、それを避けたいという写真家さんもいて、それはそうな気がするとも思いました(以下の動画です)。その方は、ファインダーのない「FUJIFILM X-M5」を利用されていて、なるほどという気持ちになりました。

最近、「FUJIFILM X-T5」を持ち出すのですが、チルト式液晶で、液晶を隠すことが出来ないため、どうしても液晶が見えてしまいます。チルト式液晶は、バリアングルと違い、パッと角度を変えて、パッと戻すということが気軽に出来て、これが便利で快適なんですよね。

そうすると、自然とファインダーを見なかったりすることもあって、でも、液晶の大きい画面で見るフィルムシミュレーション適用後の画が良いという面もあって、これはこれでちょっと満足していたり、楽しかったりするので、太陽光下とかで問題無ければ液晶はやっぱり便利だなと改めて思ったりしています。

ファインダーがなくてもカメラは楽しいですが、ファインダーがあれば、ファインダーがあるなりの楽しみ方が出来るので、ファインダーがあるカメラを個人的にはオススメしていきたいなと思っています。

 
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