2006年発売のPENTAX「K100D」を久しぶりに手にして散歩してみた

私が初めて購入した一眼レフカメラのPENTAX「K100D」は、デジタル一眼レフ黎明期にPENTAXが発売した600万画素CCDセンサーを搭載したデジタル一眼レフです。ボディ内手ブレ補正を搭載し、Kマウントのオールドレンズでも手ブレ補正が効き、センサーを揺らしてゴミを落とす機構もすでにありました。

2007年に購入してから、全然使ってなかったのですが、ず〜っと持っていて、防湿庫を買う前はインテリアとして、防湿庫を購入してからは防湿庫で、ずっと静かに眠っていました。

最近いろいろなカメラやレンズを触るのが楽しいなぁーと思っていたのですが、K100D、普通に状態が良い感じであるので、せっかくだし使ってみようと思い立ちました。

K100Dは、乾電池で動く

ダンボーは、お金で動きますが、K100Dは、乾電池で動きます。

ダンボー「私はお金で動く」 by よつばと!

ただ、家にあったニッケル水素の充電池だと、満充電でもすぐ電池が切れてしまいました。ひさびさの利用だからなのか、電池の電圧が足りないのかわからなかったのですが、「CR-V3」という2本セットの乾電池(充電池ではない)を利用してみたところ、普通に利用でき100枚弱くらい撮影しても、今のところ問題ない感じです。安心しました。

K100Dに入れたCR-V3電池2本×2
K100Dに入れたCR-V3電池2本×2

パナソニック 円筒型CR系リチウム電池 CR-V3P 2個セット

著者/メーカー(ブランド): パナソニック

入っていたSDカードは、2GB

K100Dに刺さってたSDカード(2GB)
K100Dに刺さってたSDカード(2GB)

SDカードは、挿しっぱなしでした。容量は、2GBで時代を感じます。

この2GBで、jpegで630枚くらい撮れます。RAWなら170枚くらいになります。時代を感じます。

軽くて軽快に持ち出せるし、古い子だし気軽に取り回せる

近所の百日紅(サルスベリ)<br>PENTAX K100D + smc PENTAX-DA 40mm F2.8 XS <br>40.0mm ISO200 f/2.8 1/4000s
近所の百日紅(サルスベリ)
PENTAX K100D + smc PENTAX-DA 40mm F2.8 XS
40.0mm ISO200 f/2.8 1/4000s

またこれが、楽しいんですよね、K100D。最近の一眼レフと比べると小型で軽いし(コミコミで635gくらいらしい。一眼レフとしては軽い)、もう古い子だからそこまで気を使って取り回す必要もないしで、ものすごく気軽に持ち出せます。

なにせ設定項目が全然ない(カスタムイメージ[FUJIFILMでいうフィルムシミュレーション]も無い)し、RAWとかじゃなく、JPEG撮ってだしで、パシャパシャとコンデジみたいにオート設定で撮影していこうと決めてます。これが楽しいです。

シャッターが、ガシッという感じで手応えが大きいのも、一時期は「う〜ん…」と思ってましたが、今となっては楽しいです。

組み合わせるレンズは、パンケーキどころか、ビスケットレンズともいわれる「smc PENTAX-DA 40mm F2.8 XS」(52g)なので、さらに軽快さが増します。古い組み合わせですが、普通にオートフォーカスは動きます。

ファインダーが普通に良い

近所の黄色に褪せた葉<br>PENTAX K100D + smc PENTAX-DA 40mm F2.8 XS <br>40.0mm ISO200 f/2.8 1/4000s
近所の黄色に褪せた葉
PENTAX K100D + smc PENTAX-DA 40mm F2.8 XS
40.0mm ISO200 f/2.8 1/4000s

K100Dは、廉価版の機種のため、ファインダーは、ペンタプリズムではなく、ペンタミラーが採用されています。センサー前のミラーとは別にファインダー用にミラーが複数枚入っており、ミラーレスカメラの対極も対極のカメラだなと考えるとちょっとおもしろくなってしまいました。

普通にオートフォーカスも動きますが、マニュアルフォーカスでも普通にいけそうです。ただ、フォーカスが合ったらピッと鳴らしてくれる機能は無い(「K-3 Mark III」とかにはある)ので、若干不安には思います。

撮った後、本体の背面モニターで見れますが、モニターが小さい&解像度も高くないので、家に帰ってきてからPCディスプレイで確認して、ちょっと違ったみたいなのもあります。が、それはそれで楽しいです。

普通に綺麗に撮れてる

水門の機械的な何か<br>PENTAX K100D + smc PENTAX-DA 40mm F2.8 XS <br>40.0mm ISO200 f/2.8 1/750s
水門の機械的な何か
PENTAX K100D + smc PENTAX-DA 40mm F2.8 XS
40.0mm ISO200 f/2.8 1/750s

普通に綺麗に撮れるなーと思って感心しています。当時のイメージセンサーは、CCDで現在主流のCMOSに比べて相対的に高感度・高画質でノイズが少ないのが基本的な特徴です(現在ではCMOSは全ての欠点を克服していると言われています)が、その分、画像処理エンジンが今ほどの処理能力を持たず、熟成されていなくても逆に綺麗、みたいなことがあるのかもしれません。

そこらへんどうなんだろうとか撮影しながらちょっと気になっていましたが、いや、たぶん、当時のPENTAXの技術者が頑張っただけだな、と思いました。19年経っても元気に動いています。ありがたいです。

一眼レフ、楽しい。PENTAX、楽しい

路傍の黄色い花<br>PENTAX K100D + smc PENTAX-DA 40mm F2.8 XS <br>40.0mm ISO200 f/2.8 1/1000s
路傍の黄色い花
PENTAX K100D + smc PENTAX-DA 40mm F2.8 XS
40.0mm ISO200 f/2.8 1/1000s

描写が甘いとか、引き伸ばしたら現代のカメラやレンズには、とかそういう話はどうでもいいです。最近、昔のコンデジがエモい写真が撮れるとかで、流行っているようですが、そういうのとはちょっと違うエモさがあります。

20年弱経っても普通に撮れて、普通に綺麗で、ボディ内モーターを使うレンズであれば、新品でAF対応レンズが手に入るKマウント。なんていうか、PENTAX、好きだなぁと思える時間でした。

 
SNSで共有:
B000SSLS1Y
PENTAX K-100D
B0078KOEMA
smc PENTAX-DA 40mm F2.8 XS