愛機紹介: 最高のデザインと最高の機能性 Nikon Zf

今回紹介する「Nikon Zf」は、Nikonが、2023年10月に発売したフルサイズセンサー搭載ミラーレス一眼カメラです。


レトロスタイルのボディにNikonの最新ミラーレスの性能

本機「Nikon Zf」は、「Nikon Df」、「Nikon Zfc」の流れから、ついにフルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼として登場しました。フィルムカメラのようなレトロな外観で、フルサイズセンサーを搭載しています。それでいながら、画像処理エンジンは、Z9、Z8、Z6IIIなどの最新機種と同じ画像処理エンジン(EXPEED 7)を搭載しています。被写体認識もファームウェアアップデートで鳥認識まで追加され、オートフォーカスもZ9、Z8ほどでないにしてもNikon機としてトップクラスの性能を惜しみなく投じています。

私は、本機「Nikon Zf」以外は、フルサイズセンサー搭載のカメラは、Sonyの「α7 II」くらいしか触れたことがなく、しかもちゃんとガッツリ使ってはいなかったためあまり記憶がありません。本格的かつ最新の現役機としてのカメラに、ちゃんとガッツリ触れるのは初めてのカメラになります。

最新のカメラ、最新設計のレンズで撮影してみると、たしかにオートフォーカスは速く、相対的に見れば意図通りに合掌し、中央付近だけでなく端までちゃんと解像し、ボケもきれいで、フリンジもフレアもゴーストも抑えられていて、EVFは便利で 「これが連邦の現代のカメラとレンズかー」 と思いました。とても満足しています。

Zマウントの魅力

光学設計的に優れている

Nikon Zfを斜め前から。with NIKKOR Z 26mm F2.8
Nikon Zfを斜め前から。with NIKKOR Z 26mm F2.8

Nikonは、フィルムカメラ一眼レフのころから、Fマウントというマウントシステムを採用しており、デジタル一眼レフの時代もそのFマウントを採用し続けてきました。ミラーレス機への設計転換時に、新たなマウント「Zマウント」を採用することとし、「Z9」が出るまではかなり苦労していたイメージがあります。(Zマウントの前に、1インチセンサーのミラーレス一眼である「Nikon 1マウント」とかもありました。)

新しいマウントのため、当然ですがそのままでは、NikonのFマウントのレンズ資産を活かすことが出来ません(マウントアダプター経由で利用はできます)。

一方で、全く新しい設計で、ミラーレスと現代の光学に適した設計にできるということでもあります。Zマウントは、最短のフランジバック(16mm)と大口径(55mm)のマウントとなっています。おそらくですが、フルサイズセンサー向けとしては、光学的にはもっとも限界性能の高いマウントになってるのではないかと思います。


そういう特徴のためか、F値0.95のレンズとかまで出ています。大口径のマウントじゃないと難しかったのではないかと思います


そんな特徴をもつZマウントと、歴史のあるニコンの光学設計技術が合わさって、よく「Zレンズに外れなし」と良く目にします。私はまだ2つしかZレンズを利用していませんが、両方とも素晴らしい描写で、大変満足しています。

オールドレンズの母艦として最高

XQ-BE42 <br>6.6mm ISO250 f/2.0 1/50s

フレンジバッグが他のマウントより基本的に短いため、マウントアダプターを介して利用できるオールドレンズの幅がとても広いです。しかも、オールドレンズは基本的に35mm判のフィルム用のレンズで、フルサイズセンサーであればオールドレンズそのままの画角で利用することが出来ます。(逆に、Zマウントレンズは、他社のカメラにはどうやってもつかない、ということになります。)

しかも、デザインはフィルムカメラ風のレトロデザインで、オールドレンズともデザイン上の相性が良いです。

さらに、マニュアルフォーカスでも、被写体認識が使えたり、フォーカスピーキング機能(ピントが合っている部分に色付けしてリアルタイムで表示してくれる機能)もあり、オールドレンズの母艦として、機能面でも優れています。

さらにさらに、「TZM-02」というオートフォーカスに対応したマウントアダプターもあり、オールドレンズをオートフォーカスで利用できたりもします(こちらはまた別エントリーの予定です。)

普通にZマウントレンズで楽しめるし、オールドレンズも楽しめるし、見た目だけでも楽しめるし、持って歩くだけでも楽しいという、なんか最高のカメラになってます。

防湿庫にしまうのが惜しくなるカメラ

本機「Nikon Zf」を購入時は寒い時期でしたので、しばらく防湿庫にはしまわずに、ずっと机上に置いて、眺めてニヤニヤしてました。今でもたまに疲れているときは、本機を机上において、眺めつつ仕事をしたりしています。インテリアとしても優秀です。もしかするとマイナスイオンが出ているかもしれません。

「Nikon Zf」もそうですが、下記の記事で紹介している「OLYMPUS PEN-F」でもたまに同じことをしています。「防湿庫にしまうのが惜しくなる」くらい両方とも気に入っています。


それでいて最新性能ということもあって、普段の散歩のおともに、旅行やイベントなどで一台に絞って持っていかなきゃいけないみたいなときには、「Nikon Zf」を持ち出しています。

シルバーモデルも見てみたい

「Nikon Zf」に先行して販売されていた「Nikon Zfc」は、APS-Cセンサー版の「Zf」のようなカメラですが、こちらにはシルバーモデルがあります。でも、「Nikon Zf」にはありません。引き締まった黒の「Zf」もかっこいいのですが、シルバーな「Zf」も見てみたいなーと思っています。

出る出ると噂があったのですが、なかなか出てこなくて、我慢できなくて買ってしまいました。

ただ、Zマウント用レンズの「NIKKOR Z」シリーズのレンズの中で、シルバーのレンズは、DXフォーマット(APS-Cセンサー)用のレンズしか無いです。そもそもレンズのデザインとしてシルバーを想定したカメラボディが無いんじゃないかとちょっと思っています。なので、黒の「Zf」でいいかと思って購入しちゃいました。

 
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B0CJBLVJH8
Nikon Zf
B0BV1F46R5
NIKKOR Z 26mm f/2.8