概要
Nikon Zfは、レトロな外観でオールドレンズに非常に似合います。
イメージセンサーサイズがフルサイズで35mm判フィルムと同じ大きさのため、35mm判フィルムカメラ用のオールドレンズであれば、そのままの画角の写りを楽しむことが出来ます。
また、Zマウントはフランジバッグがフルサイズセンサー用としては最も短く、物理的に最も多くのカメラマウントアダプター出現の可能性があるカメラマウントになります。
実際多くのマウントアダプタが登場しており、様々な(オールド)レンズを装着して利用することができます。
基本的な使い方
Nikon Zfでのオールドレンズの楽しみ方は、下記のような手順になります。
- オールドレンズを用意
- オールドレンズのマウントとNikon Zマウントを取り付けできるマウントアダプタを用意
- Zf本体にマウントアダプタとレンズを取り付け
- Zfの設定(後述)
- レンズ情報手動設定
- MFアシスト設定
- Zfの撮影時設定+撮影
Zfの設定
レンズ情報手動設定
メニュー > セットアップメニュー > レンズ情報手動設定 にて設定できます。
電子接点がないレンズ(非CPUレンズ)を装着している際に、下記2つの趣旨の設定をするための画面です
- ボディ内手ブレ補正を有効にするための設定(ファームウェアver1から)
- どういう情報を画像のExifに保存するかの設定(ファームウェアver2.0から)
設定項目としては、それぞれ下記になります。(20個までレンズ毎の設定を保存できます。)
1. ボディ内手ブレ補正を有効にするための設定(ファームウェアver.1から)
- (装着しているレンズで撮影しようとする)焦点距離
- (装着しているレンズの)開放絞り値
この2点は、ボディ内手ブレ補正を有効化するための設定になります。(1だけでも動作するかもしれません)
2.(装着しているレンズの)開放絞り値については、A(絞り優先)モード時の本体ダイアルによる絞り値設定が、この値よりも下に行かなくなります。
2. どういう情報を画像のExifに保存するかの設定(ファームウェアver.2から)
- (装着しているレンズの)レンズ名
- 記録用絞り値の設定
の2つがあります。これらは、それぞれ以下のような内容になります。
1.レンズ名は、そのまま入力した内容が、撮影画像ファイルのExif情報に記録されるレンズモデル名になります。
2.記録用絞り値の設定は、手動で設定したF値をExifに記録するかしないかの設定になります。
ONにすると、本体ダイアルで設定したF値(軍艦部のF値モニタが活きます)を写真のF値として撮影時に記録してくれます。
つまり、レンズ側のF値ダイアルを回して撮影用のF値を決めたら、そのF値と一緒の値にカメラ本体のダイアルでカメラ側のF値を変更します(電子接点が無いためカメラ側設定を変えてもレンズ側のF値は変わりません)。そのまま撮影すれば、撮影時の写真のF値が記録できる、というわけです。
マニュアルフォーカス時の設定
基本的な部分
Zfには、マニュアルフォーカスをアシストする機能が多くあります。
基本的な操作などは、下記の公式マニュアルを見るのが良いかなと思います。(フォーカスエイドや、フランジバッグ、拡大表示ボタンなどの解説が書かれています。)
フォーカスピーキング
私は、EVF搭載ミラーレスカメラでのMFアシスト機能は、フォーカスピーキング(ピントが合っている部分に色を付けてくれる)機能が便利だなと思っています。Zfも利用できます。
ON/OFFだけでなく、感度(高、中、低)、色付けの色の選択が出来ます。
被写体認識
その他、Zfには被写体認識機能がありますが、MF時でも被写体認識をしてくれます。人物であれば、その瞳にフォーカスポイントが表示され、ピントがあっていれば緑色の枠表示にする、などしてくれます。
また、ファームウェアver2にて追加された機能として、ズームボタンで拡大表示してピントを合わせたあと、シャッターボタン半押しすると、拡大が自動で解除される機能が追加されました。
拡大ボタンで拡大して合わせたい部分にピントを合わせたあと、シャッターボタン半押しして、拡大が解除されたら、全体の構図を決めてシャッターを押し込んで撮影する、みたいな流れが可能になります(デフォルトはOFFなので、必要な方は、ONにしてください)。
撮影時の設定
レンズ情報手動設定の呼び出し
上述のレンズ情報手動設定に、あらかじめ持っているオールドレンズを登録しておきます。その際には、記録用絞り値の設定をONにしておくと、レンズの絞りF値を設定し、Zf本体のダイアルでF値をそれに合わせて設定するだけで、撮影時に撮影時のF値が記録されるようになります。
実際にオールドレンズを装着した際には、こちらの設定からレンズを選んでおきます。iメニューからも呼び出せるので、よく使う方はiメニューに登録しておくと良いと思います。
MF(マニュアルフォーカス)への切り替え
普通のマウントアダプターを装着している場合は、特段設定しなくても、MF(マニュアルフォーカス)でしか利用できないため、気にしなくて良いかと思います。特段AF から MFに切り替える、などしなくても、フォーカスピーキングなども普通にそのまま動作します。
別記事で紹介予定のAF(オートフォーカス)対応のマウントアダプター TECHART TZM-02 とかを利用している場合は、そのままですとAFが有効になってしまうので、あえてMFにしたい場合は、設定からMFに切り替える必要があります。iメニューからも設定が可能です。
撮影
ピントリングを回して、ピントを合わせたいところに合わせて、シャッターボタンで撮影になります。
マニュアルフォーカスでピント合わせするのは、テンポ良くパンパン撮りたいとき以外は楽しいです。
参照
Zf ver 1系 説明書 (活用ガイド)
Zf ver ファームウェアバージョンアップによる変更内容(C:2.00)
装着例
最後に、色々なレンズとの装着イメージになります










Part2は
次は、AF対応マウントアダプタの「TECHART TZM-02」について記事をまとめる予定です。 ました。
















